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みんなでゴミ拾い

十勝のガイド仲間と、地元の釣り仲間。みんなでゴミ拾いをしました。

 

音更川の6キロ区間。車で右岸と左岸を回りながら目立つゴミ。ペットボトル、タバコの吸い殻、大型ゴミまで、いろいろ出てくるものですね。とくに橋の周りはゴミが多く、橋の上からゴミを捨てる。川をなんだと思っているでしょうね!

 

 

川や道路などのゴミ拾い、ボランティアのゴミ拾いは、音更町役場に電話すると拾ったゴミを無料で回収に来てくれます。ビニール袋は前回放流に使った大きな漬物袋(90Lほどの透明袋)の再利用で、ゴミの分別は、燃えないゴミと燃えるゴミ、危険ゴミの三つに分けます。燃えないごみは、缶、ビン、プラスッチックゴミやペットボトルも燃えないゴミ。(今回間違えましたが、電話で確認したら次回からよろしくとのことです)、燃えるゴミは紙や木など、ライターやスプレー缶は危険ゴミになるとのことです。

 

この3つに分別して、ひとまとめにしておけば、あとで役場の方が回収に来てくれるので、とても楽ちんなゴミ拾いです。役場の方には感謝です。おかげで様で大人も子供も、2時間ほどの川のお掃除でしたがすっきりして新しい季節を迎えるにはちょうどいいゴミ拾いになりました。みなさまご苦労さまでした。

 

ゴミ拾いが終わったら、みんなでフライフィッシング。充実の1日となりました。

音更川だけでなく、札内川、然別川、士幌川など、河川改修、河畔林の伐採など、洪水対策として、川の直線化や単純化で惨めな、川らしくない姿があちこちで見られます。河川管理事務所は、地域住民を台風う、災害から守るための工事として、予算をつけて行います。気候が変わり大型台風がくるようになった北海道、災害対策はとても大切なことです。ただ、工事を終えた川を見て、こんな川は川ではないという釣り人は、たくさんいるかと思います。

 

国の税金を使って行う工事です。魚のため、川のためという目的には、地元住民の意見がない限り、最低限の予算で川の工事が行われて、魚にとっても、鳥にとっても、川の景観もなにも考えずに終わってしまいます。地元に暮らす住民が、「これは川ではない」と一人でも多くの人が声を上げれば、行政は地元住民の意見に合わせて動いてくれるはず。川らしい川、美しい川。川は人間だけのものではない。はずなんですけどね!