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走りぬける10月前半戦!

あっという間に、もう11月しかも9日。ブログの更新すらできず。本当に申し訳ございません!

 

10月のガイドは、引き続きドライフライのガイド。紅葉が深まると山では鹿が鳴き、夕暮れが早く、太陽はすぐに山に隠れてしまいます。そんななか、カメムシやアワフキムシ、テントウ虫が飛んで、川に流れるとニジマスたちは最後の食い貯め、ライズ探しの毎日でした。平野部もヒラタカゲロウやコカゲロウがハッチすると、あちこちでライズしてくれ、小さな魚から大きな魚まで、その人の技術に合わせた魚たちが遊んでくれました。

 

シーズン中、釣り人たちに狙われ続けた魚たちなので、それなりに賢い知恵をもっていて、フライを食わせるまでも、針をかけてからもなかなかで、どっちも頑張って、ハラハラドキドキ見ている私も楽しませてもらいました。10月の釣りは、一年の締めくくり。シーズンを通して磨いた技術を試すにはちょうどいいです。

10月16日から20日まで遊びにきてくれた、フライショップ の勝俣さん。70歳を超えるベテランフライフィッシャー。アメリカやニュージーランドで数々の賢魚と渡り合ってきているので、ライズを見れば、頭の中でビビビッと戦術を決め。一投で仕留めてしまう姿は見事でした。70過ぎでここまでできるなら?私もまだまだ、皆さんもまだまだですね。すばらしいです。こんなすごいお方をサポートできることもこの仕事の楽しみでもあります。得るもの、学ぶことがたくさんあります。

 

走りぬけるような10月の前半戦でした。