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−24c

早朝のモモンガ活動に行こうと思っていましたが、寝坊したので、朝モモ活はなし。明るくなって目がさめると、窓ガラスの氷方がなかなか。外の気温計をみると−24度でした。朝のモモンガ見に行っていればと少し後悔した朝でした。

 

さっそく、シャボン玉を試しました。−24度世界でシャボン玉がどうなるか?結果はわかっているのですが、面白くてやっちゃうのですね。子供は家のなかで親が遊んでいました。ここまで寒いと面白いものです。

 

 

この寒さはもしかしたら、夜行性のモモンガ達を昼に行動してくれるかな?と昼の行動に期待して、雪深い森で昼の出待ちをすることにしました。車で少し行ったところの針葉樹の森。青空で風も弱く巣穴の前に到着すると、ケーン、ケーンとクマゲラの声が聞こえてきました。三脚をセットして静かになると、近くで木をつつく音が聞こえ、30mほど先にクマゲラがいました。

 

立ち枯れのトドマツの根元にカミキリムシの幼虫がいるようで、クマゲラの夢中に木をつつく迫力は、この寒さの中を生きるたくましささえ感じました。

1時間ほど、エゾモモンガの巣穴の前で待ちましたが結局昼の行動は見せてくれず、体が芯までよく冷えました。たまにキン、カンと小さな凍裂の音が森に響き、風で揺れる笹にも全てに霊がいるような、雪の針葉樹の森は浄化されるような世界です。

 

車で移動して、森の奥へと入りましたが、ここでも別のクマゲラに出会い。今日は結局クマゲラ日和でした。寒さと関係あるのでしょうか?鹿の足跡もたくさん見たので、明日は鹿でも探しに行こうかな?